「素材」で考えるグッドホームの暮らし

 

無添加住宅オリジナル漆喰

天然乾燥材

無垢床

シロアリ対策

 

こどもたちの未来のために
室内の空気環境を守る

グッドホームかごしまでは室内の空気環境に特化した家づくりをしています。すべての家の内装材として「無添加住宅オリジナル漆喰(しっくい)」と「無垢材(むくざい)」を使い、基本的には室内の壁・天井は漆喰塗り、床には無垢のフローリング材を使います。この2つの自然素材を中心として、その他にも鉄や石、タイル、ガラスなどを組み合わせて空間を作ることで、体に害のある(毒の出る)化学建材の使用を減らし、1年中からだに優しい空気環境を保つ健康的な家となります。こども達、そしてご家族全員が健康に暮らすことができる家。ずっと住み継がれてゆく大切な場所だから、ずっと心地よく、ずっと健やかな時間を過ごしていただける住宅づくりが私たちの使命です。

 

無添加住宅オリジナル漆喰 (しっくい)

グッドホーム鹿児島の漆喰塗り壁の写真1

 

グッドホームかごしまで使用する塗り壁材は「無添加住宅オリジナル漆喰」です。

サイディングやビニールクロスでは表現できない、
自然な風合いと癒しの空間をあなたの住まいに。

あなたが思い描く漆喰の家は...、
エーゲ海やプロバンス風?それとも日本の古民家風?
無添加住宅オリジナル漆喰なら、どんなデザインの住まいにもマッチする仕上がり。サイディングやビニールクロスでは表現できない風合いと、健康的な空間が生まれます。新築だけでなくリフォームにも最適な漆喰です。

 

 

漆喰の歴史

漆喰の主成分は石灰岩。その石灰岩や貝殻を窯で焼くと、「生石灰」(炭酸カルシウム)になります。これに水を加えると、発熱膨張して「消石灰」(水酸化カルシウム)に化学変化します。この消石灰に、ぎんなん草などを加えたのものが漆喰です。漆喰に水を加えて壁に塗りつけると、乾燥して空気中の二酸化炭素と化学反応し、再び元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムに戻っていくのです。これは中学校の化学の授業で習う「酸化と還元の法則」です。つまり、漆喰の壁=石灰岩です。いわば、カルシウムに固まれて暮らしているようなものですから、安全性は抜群です。

日本や世界のいたる所で古くから壁材として使用される漆喰。歴史的建造物に漆喰が使われていることが多く、それらは今も美しさを保ち残っています。このように、漆喰使った建物は長い年月を経て"長持ち"していることが分かります。

 

 

無添加住宅オリジナル漆喰ができるまで

 

漆喰の歴史はとても古く、世界中で使われてきました。今から5千年前のエジプトのピラミッドの壁に使われたのが漆喰の起源のようです。古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことはアクロポリスの神殿やポンペイの遺跡からも判明しています。これらの文明では、漆喰は絵の具を石灰に染み込ませて壁を装飾する手法が使われたようです。これが後に、イタリアルネッサンス時代のフレスコ画として確立されました。一方、アジアでは中国の万里の長城にモルタル、つまり煉瓦をつなぐ接着剤として漆喰が使われていたようです。日本では、戦国時代に城郭(じょうかく)建築のため石灰と海草糊を混ぜて使う独自の漆喰工法が確立されました。漆喰が城に使われたのはその優れた防火性と耐久性のためです。これらの長所を生かして、江戸時代には裕福な商人屋敷の土蔵や神社仏閣に使われるようになりました。

 

 

良質で白度の高い高知産の石灰岩を使用。

 

 

 

しっくいには
こんな特徴があります

汚れが付きにくい!

グッドホーム鹿児島の汚れにくい漆喰写真

漆喰の成分である炭酸カルシウムは、静電気を溜めない安定した物質と言われています。そのため、ほこり等が付きにくいので汚れにくくその白さを長い間保つことができます。

 

消臭効果!

グッドホーム鹿児島の漆喰消臭効果の写真

臭いの元である細菌はタンパク質で、漆喰の原料である消石灰は強いアルカリ性。タンパク質はアルカリ性に弱いという性質があるので、漆喰の壁に付着した細菌は死滅してしまい、結果として部屋の空気が消臭されます。

 

結露しにくい!

グッドホーム鹿児島の結露しにくい漆喰の写真

漆喰は、微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露を起こす可能性がございます。)(オリジナル漆喰とビニールクロスの吸放湿量比較(試験委託機関/日本建築総合試験所))

 

カビ・ダニ・菌に強い!

グッドホーム鹿児島のカビダニに強い漆喰写真

漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。

 

お手入れ簡単!

グッドホーム鹿児島のお手入れ簡単漆喰の写真

クロスの壁は汚れたり傷つけてしまった場合に一部分だけの貼替えは難しいですが、漆喰は汚れたり傷ついた場所だけを修復できます。消しゴムで汚れを消したりカッターで削ったり、家にあるものでお手入れできます。

 

化学物質を吸着分解!

グッドホーム鹿児島の漆喰化学物質分解の写真

シックハウスや化学物質過敏症などの原因といわれるホルムアルデヒドやVOCを吸着し分解、無害化します。またインフルエンザウィルスの感染力を99.9%低減するという実験結果もあります。シックハウス症候群の原因といわれる揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。(化学物質吸着試験|試験委託機関/ボーケン環境株式会社)

 

高い安全性!

グッドホーム鹿児島の安全性の高い漆喰の写真

漆喰はビニールクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、シックハウス症候群の原因の一つである揮発性有機化合物を放出することはありません。また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので人にとって最も親和性のある、食べられるくらい安全な物質と言えます。

 

白い輝きと質感

グッドホーム鹿児島の白く輝く漆喰の写真

他の素材では表現できない漆喰壁の白い輝きは、漆喰が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし,元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムの結晶となり少しずつ硬化していきます。その白い結晶が光を乱反射し漆喰独自の白い輝きを放つのです。漆喰壁には自然な独特の風合いと質感があります。経年変化しても、いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。

火に強い!

グッドホーム鹿児島の燃えにくい漆喰の写真

建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。

省エネ性能
電力を16%削減!

無添加住宅の「オリジナル漆喰」が、夏季冷房におけるエアコンの消費電力量を削減する「省エネ性能」を合わせ持つことを、実建物を使った測定実験で検証し、結果一般的なビニールクロス内装仕様の居室より、オリジナル漆喰内装仕様の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されました。

また、施工時に大量の水を使うオリジナル漆喰は、ゆっくり乾いていく間に、純枠な炭酸カルシウムが結晶(方解石)化します。それを利用し、漆喰面に光が反射するように高窓や照明器具を配置すれば、照明器具の明るさを控えめにすることや照明器具を削減することで省エネにつながります。

電力を16%削減

オリジナルしっくいの優れた調湿作用が、室内の温度変化を緩和。

省エネ性能

無添加住宅の「オリジナル漆喰」が、下記冷房におけるエアコンの消費電力量を削減する「省エネ性能」を合わせ持つことを、実建物を使った測定実験で検証し、結果一般的なビニールクロス内装仕様の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されました。(6日間の総電力量(飛島建設株式会社調べ))

 

参照:株式会社無添加住宅

 

※結露は建物の立地条件や室内温度、室内の乾燥度合いなど諸条件があり発生します。しっくいには湿度を調整する力がありますが、必ずしも結露がなくなることをお約束するものではございません。

 

珪藻土(けいそうど)と、
漆喰(しっくい)の違い

グッドホーム鹿児島の漆喰と違う珪藻土の写真

グッドホーム鹿児島の珪藻土の粉の写真

珪藻土の写真

 

珪藻土は藻類(プランクトン)の死骸が、海底や湖底に長年にわたって堆積してできた粘土状の泥土で、古くから七輪や耐火煉瓦の原料、酒やビールの濾過材、吸着や脱臭剤などに幅広く利用されている天然の素材です。

珪藻土自体はたくさんの良い特徴があり、漆喰と同じように体にやさしい自然素材と言えます。ただし、漆喰と珪藻土の大きな違いは、漆喰はそれ自体が固まる性質や抗菌性を持っているのに対し、珪藻土にはその性質が無く、壁の仕上材として使用するためには、固化材(接着剤)や防カビ材などの補助的な材料が必要になってくる点です。そこで問題なのがその寿命や安全性です。固化材は年数が経つと劣化していき、接着力が弱くなります。そうなれば珪藻土はバラバラになってしまう可能性があり、防カビ材など配合物がシックハウスの原因になる可能性もあるということです。珪藻土を使用する場合はこの点に注意する必要があります。

 

 

天然乾燥材 

 

天然乾燥材(AD材)とは

「天然乾燥」は文字通り、そのまま天然の力で乾燥させる方法です。ゆっくりと材にストレスを与えず乾かすことができるのがメリットです。

人工乾燥材(KD材)とは

キルンドライ材(Kiln Dry)と呼ばれる人工乾燥材。温度や湿度、風量等を制御できる釜に入れて短期間で乾燥させた木材です。※キルン(Kiln)="釜"のこと

 

グッドホームの家の主要構造材は全て天然乾燥材を採用しております。

グッドホームの家の天然乾燥材は1963年(昭和38年)の創業の中村林産有限会社様の天然乾燥材を使用しており、製材した材木を風が通るように桟積みして乾燥させます。通常よりも高さのある桟木を使って風通しを良くし、屋外で乾燥させます。さらに、製材加工を行う前は、屋根のある乾燥所で雨を防ぎながら乾燥させます。
このようにして時間をかけて乾燥を行うことで、吸放湿能力が高く、曲がりや反り、割れなどの経年劣化が起こりにくい材木となります。

鹿児島県伊佐市大口の大自然に囲まれた渓流沿いにある当社の天然乾燥場。さんさんと降り注ぐ太陽のもと、広大な敷地で沢山の材木が高く積み上げられています。

スライスされた板は、板と板の間に桟木を挟んで高く積み上げられます。そして、雨ざらし日ざらしの天然乾燥で、時間をかけてしっかりと乾燥させていきます。

 

目先の強度は一緒もしくはKD材の方が強いかも知れませんが、強度の出方や対応年数が全く違ってきます。

KD材は、鉄やプラスチックと一緒で新品(施工)時が一番強く、だんだん弱くなってきます。対応年数も使用場所によって一概には言えませんが、30年~35年ぐらいだと言われております。一方AD材は年数が経つにつれて強度が増してゆきます。ヒノキを例にとっても「樹齢100年のヒノキの場合は、伐採して100年後にその円熟点にある」と言われ、100~150年かけて圧縮・引っ張り強度が最大になり、約三割前後伐採時よりも強くなり、その後数百年から千年近くかけて伐採時強度に戻ってゆきます。初期強度が強くても、木の特徴を殺してしまった(呼吸もせず)対応年数が短い木材よりも、最低でも樹齢くらいはもつ本当の意味での天然素材の「天然乾燥材」を選びたいものですね

天然乾燥材の特徴 

粘り強く耐久性が高い
木をゆっくりと乾燥させることで、木の脂が流れ出ないため、より湿気に強くしなやかな木となります。施工後に、乾燥や経年で木材の変形や収縮・割れがしにくい、丈夫な構造材となります。

木本来の色艶が残り美しい
天然乾燥材は日常の気温、風に晒して自然な状態でゆっくり自然に乾燥させていきます。時間は掛かりますが、木の細胞を壊すことなく、木が本来持つ独特の色つや、香りをそのまま活かすことができるのです。油分が適度に残っているため、しっとりと肌触りも良い仕上がりになります。

調湿効果が高く、室内の湿度を快適に
木は周囲の湿度によって、細胞が水分を吸ったり吐いたりする事で室内の湿度を適度に保つ、調湿効果があります。
天然乾燥材は人工乾燥材と比べ、木の細胞を壊すことなく乾燥させることができるため、高い調湿効果を得られます。

 

 

 

 

無垢床

 

無垢材(むくざい)とは、板を貼り合わせて作る「合板」や「集成材」ではなく、1本の原木(丸太)から、使用する形状やサイズに切り出して加工した木材のことです。自然な環境で育った無垢材の表情は様々で木本来の質感、風合いという面で魅力があり、一本として同じものがないことを、短所とらえるよりも自然の造形の美しさとしてお考えください。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそのぬくもりと安らぎを楽しんでいただきたい素材です。

塗装されていない無垢材は季節に応じて伸縮します。無垢材には調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保つ性質があります。そのためコンクリートの約2倍もの断熱性があります。しかしこの『縮む』『膨らむ』という性質はデメリットにもなります。床鳴りがしたり、多少の反りや割れが起こる場合があります。塗装についてですが、汚れにくいという理由からウレタン塗装が望まれてきましたが、無垢材は無塗装が基本です。塗膜塗装をしないで使ってこそ、そのよさが現れます。

夏はひんやり冷たく冬はほんのりあたたかみを感じます。その質感はいつもやさしく、素肌で触れると塗装材との違いがはっきりとおわかりいただけます。万が一の火災時にも有毒なガスは発生しません。メンテナンス性を高めるための塗装を好まれるなら木の呼吸を妨げないよう自然系のワックスを薄く塗布することをお勧めします。

 

無垢床のメリット・デメリット

 

 

 

無垢床の種類 

 

 

 

シロアリ対策

 

グッドホームかごしまのシロアリ対策として
腎臓を持つ哺乳類(人)に安全なエコボロンPROを採用しております。

エコボロンPROの主成分であるホウ素は、自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在し、海水や温泉水中に多く含まれています。また、植物にとって必須微量元素であることから、人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しています。

身近な所では、目薬やソフトコンタクトレンズの保存液などにも使われています。 カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の吸収にも効果があるといわれており、 サプリメントに配合されていることもあるようです。

人間などの哺乳動物がほう素を必要以上に摂取した場合には、腎臓の浄化作用で短期間に排せつされます。ですので、ほ乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度です。 少量口に入ったり吸入してしまったりといった程度では全く問題になりません。

もちろん量の問題はあります。排せつされる量を超えて短期間に大量摂取すれば問題が出てきます。醤油を一気飲みすると生命に危険が出るのと同じようなものです。

エコボロンPROはこの点にも配慮し、幼児等による万が一の誤飲事故を防止するため、苦味成分を配合しています。

ホウ酸塩は非常に安定しており揮発蒸発することがありませんのでお部屋の空気を汚しません。高気密高断熱構造であっても、床下換気システムであっても、シックハウスの心配は無用です。安心してお使い頂けます。

※ホウ酸塩は無色透明なため施工時は染料を使用して、施工範囲が分かるようにしております。

 

エコボロンPROと農薬の違い

 

■木材の劣化は木造住宅の耐用年数に直結しています。防腐防蟻処理にも持続性が求められる時代です。
■欧米諸国では土台や柱など、通常雨が当たらない部位は、ホウ素系が一般的に利用されています。
■わが国では雨が当たるかどうかに関わらず、農薬系を用いる防腐防蟻処理が標準になっています。
■地球温暖化によるシロアリの北上や、外来種アメリカカンザイシロアリの被害が関心を呼んでいます。

・再処理の問題
農薬系防腐防蟻剤の持続効果は最大で5年です。日本しろあり対策協会の仕様書でも5年以内に再処理を行うことが示されています。しかし実際には、断熱材や透湿防水シートに包まれた壁の中を再処理することは難しく、5年を経過した壁の中や柱は無処理の状態になっています。

 

参照:株式会社エコパウダー

 

【もっと詳しく知りたい方はこちら】

 

 

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