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”生きる”ということ・・・

2018/05/14(月) スタッフの日常

天が吉之助さぁに生きろっち、じゃっで生きてくいやい!!

 

チビです。

 

昨日は吉之助さぁがなんとか一命を取り留めました。

鹿児島市内から国道10号線を姶良方面へ向かって走ると、

JR肥薩線を跨線橋で超えた先に錦江湾に面した小さな藁葺き屋根の

『西郷翁蘇生の家』があります。

残念ながら月照さまは助かりませんでしたが、

月照さまも、ともに入水してくれた西郷さんには助かって欲しいと

願われたのかなぁと思ったり・・・。

 

なんだか冒頭からシリアスな始まりですが、

今回は最近考えさせられている”生きる”に触れてみます。

 

チビ、普段はこんなですが、意外なところで、

学生時代の専攻分野は「生命倫理」や「生命科学」などの

哲学系にいそしんでいました。

 

あちこちで理屈っぽいとブーイングを受けることも

多々ありますが、関係スタッフの皆さまには

理屈っぽいのはチビの趣味、と割り切っていただけたら

さいわいです。

 

で、今回の”生きる”は、

 

こちら!

 

森の中で倒木から新たな芽が出るということは知っていましたが、

本当に芽吹きました。

実験したわけじゃないんです。

 

イチョウの大木を伐採したけどいりますか?

 

と昨年、取締役にお話があり、

じゃあ製材して板木に加工しようか!と

ありがたく頂いたものの、

製材できないまま寝かせていたものです。

 

ここまで新芽が芽吹いてしまうと、

なんとかこの『いのち』をつなげてあげたくなります。

 

ご多忙の取締役が一段落したら、

このイチョウの新芽をどこかに植栽する方法を相談しようと思います。

 

不思議なのがもう一つ、

イチョウの木の後ろに写っているのは、

グッドホームかごしまコダワリの天然乾燥中の杉のみなさんですが、

杉のみなさん、

製材されてしまったからなのか、

そこから新芽が出てきて・・・っていう場面を見たことが

ありません。

 

今度、取締役にお願いして、

伐採したての杉の丸太を丸ごと買ってもらって

新芽が出るのか試してみようと思います。

 

でも、新芽が出ないからといって、

杉のみなさんが死んじゃったわけではないと信じてます。

柱や梁や桁、垂木や桟木、杉板など

いろいろな大きさに製材されて、

おうちのあちこちを支えてくれています。

 

壁や屋根を支えるだけでなく、

湿気が多い時は湿度を下げるように湿気を吸い込み、

乾燥している時は溜めていた湿気を放出してくれます。

また、ヒノキや桐などは、

古くから箪笥などに使われているように

製材されて製品になってもなお、

防虫効果を発揮してくれます。

 

イチョウの木の新芽の息吹を目の当たりにしてみて、

つくづく自然の凄さを痛感しているチビこの頃です。

 

鹿児島といえば桜島、

桜島も昨晩の吉之助さぁの復活に影響されたのか

今日は朝からずっと元気よく噴煙をあげていました。

これは朝の様子・・・

 

ちなみに写真右下に流れているのは

かつて参覲交代のたびに島津の殿様が渡られていた『甲突川』です。

当時掛けられていた石橋五橋は先の水害で二橋が流出してしまって、

現在は残った三つの石橋が石橋記念公園というところに移設保存されています。

斉彬公もお渡りになった石橋の『西田橋』も当時のままに移設保存され、

かつての威厳を放ってます。

(写真の橋は石橋ではありませんが「岩崎橋」という伊敷、小野界隈の交通の要の橋です)

 

イチョウの新芽に負けないように

チビもたくましく今を(中年を!?)生きていかねば・・・!

 

なぁ?んて感じで今回はちょっぴり真面目なチビログを書いてみました。てへっ!

 

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